昨今、アレルギー体質のお子さんがとても多いですね。

矯正治療に通ってくれているお子さんはほとんどと言っていいほどアレルギー持ちで、
それが原因で引き起こされる口呼吸が歯並びかみ合わせを悪くしている原因の大きなひとつだと
つくづく実感している今日この頃です。

さて先日、当院の食育講座で大変お世話になっている今野先生が、
お子さんのアレルギーや口呼吸に悩んでいる保護者様向けに、
アレルギー講座を開催してくれました。

今回今野先生にお話いただいたのは、「口呼吸の原因は食べ物にあった!」
みなさん大好きな小麦が実は、様々なアレルギーを引き起こしている...と言ったらびっくりされますか?
パスタ、ラーメン、ケーキ...小麦は今や、日本の食生活に欠かせない材料になっていますが、
グルテンという小麦に含まれる独自のタンパク質が腸内に蓄積し、腸内環境を悪化させることが指摘されています。
腸内環境の悪化は、体にさまざまな不調をもたらすといわれていて、グルテンの影響による不調は、
アトピー性皮膚炎や喘息など、目に見えてわかるアレルギー反応もあれば、
頭痛や腹痛、倦怠感、肌荒れなど自覚しにくい症状もあります。
小麦の他にも、砂糖、乳製品、添加物などが、アレルギーを引き起こす原因になると言われています。
今野先生は、ご自身が潰瘍性大腸炎という難病を患い、息子さんたちもアトピー体質で、それを食事で改善された経験があり、
今回の講座は実体験も交えた充実した内容となりました。
参加されたお母様たちも熱心に先生の話を聞いてくださり、
最後は座談会のような形式でお互いの悩みを話し合い、とても良い雰囲気でした。

かくいう私も、高校3年生になる息子がアレルギー体質で、
中学生頃からアトピーもでだして最近とてもひどくなり、皮膚科にお世話になっています。
アレルギーで鼻が常時詰まっているので、常に口呼吸で、
息子もそれを気にして夜は自分から口テープをして寝ている状態です...。
息子の皮膚科や耳鼻科にも付き添いますが、病院に行っても症状を見て薬を出すだけで、
本当の原因ってあまり重要視されていないように思います。
病院に行く前に、一度ご自身の食生活を見直してみて、少し意識した生活をするだけで、
もしかしたらお子さんのアレルギーが改善するかもしれませんね。
私も気をつけます...。

今野先生のアレルギー講座、大好評だったので、また開催する予定です。
ご興味ある方はぜひ、足を運んでみてくださいね♫