先日、福島県の郡山で開催された春季日本歯周病学会に参加してきました。
コロナ感染拡大で暫くオンラインでの学会が続きましたが、久々のリアル参加。
やはり知らない土地に行くワクワク感や学会独特の空気感は良いですね。
また暫くお会いしていない先生や大学医局の先輩や後輩との再会も学会の楽しみの一つです。
今回は、当院に通院中の認知症を患った患者さんのケースをポスター発表しました。
中々自らの意思で口腔清掃ができない患者さんを、ご家族献身的なサポートと、
当院の衛生士の粘り強い口腔ケアにより口腔の状態を改善させる事ができた症例です。
以前発表した際は座長の先生が発表者のところへ回って来られて、
視聴者の前で症例の内容についてプレゼンをし質疑を受ける機会がありましたが、
今回はそのような時間は設けられず、ポスターの前で立っているだけの若干物足りない発表時間でした^^;。
今回は学会に初めて参加する衛生士も連れて行きました。全国の頑張っている衛生士の発表を見聞きしたり、
様々な企業展示ブースで情報を仕入れたりと色々な刺激を受けたようで良かったです。
学会の楽しみの一つがその土地の名所を訪れたり美味しいものを食べる事。
今回は以前から行ってみたかった会津若松まで足を伸ばしてみました。
会津若松は言わずと知れた戊辰戦争の激戦地。最後まで武士の矜持を胸に戦った会津の藩士、
悲劇の中に散った若き白虎隊などなど数々のドラマがありました。
150年前、日本の激動期を生きた人々の息吹を少しだけ感じることができました。
会津戦争の激戦地、若松城